伊藤忠ケーブルシステム
HOME > 企業情報

1987年、日本で第一号となる都市型CATV局が開局し、消費者に多チャンネルの娯楽を提供するサービスが始まりました。その1年前の1986年9月に当社は産声を上げ、2006年には創立20周年を迎えることができました。これもひとえに、お客様のお引き立ての賜物と心より感謝申し上げます。

この20年の間に日本の多チャンネルサービスも、多様な発展を見せました。
1989年には、日本初の民間通信衛星の打ち上げが成功し、数多くの委託放送事業者が誕生。視聴者のチャンネルの選択肢は飛躍的に広がり、本格的な多チャンネル時代が到来しました。この頃、当社はCATV局の施設建設請負、ホームターミナルをはじめとする機器供給を通じて映像配信のノウハウを蓄積することができました。

1996年頃からCATV局は広帯域の伝送能力を持つケーブルの特性を活かし、放送サービスと重畳して高速インターネットプロバイダーサービスを相次いで開始し、日本のブロードバンド化を牽引しました。「通信と放送の融合」の先駆けとなったCATVインターネットに対しても、当社はセンターモデム、ケーブルモデムの供給およびソリューションを提供させていただきました。

ブロードバンドの世界においては、その後1999年のADSLサービスの開始を経て、2001年にはFTTHサービスが満を持して登場。大手通信キャリア、有線役務利用放送事業者等の、通信ケーブルによる家庭への映像配信サービスへの参入も本格化し、インターネット・映像配信に加えて、固定IP電話や、携帯電話までバンドルしての覇権争いが、さまざまなプレイヤーの間で活発に展開されつつあります。

テレビ映像の世界においては、2011年のアナログ放送中止に向けて、2000年12月のBSデジタル放送開始および2003年12月の3大都市圏での地上デジタル放送開始とデジタル化が着実に進展しており、薄型高精細テレビ(HDTV)の普及と相俟って業務用放送機器のHD化、テープレス化が加速しています。

このように激変する事業環境に対応するべく、弊社としましては、これまでケーブルテレビ業界において20年間にわたって培ってきた映像伝送に関する取扱機器、ノウハウに加えて、デジタルヘッドエンド、デジタル・セットトップボックス、Video On Demand(VOD)システム等の開発、放送サーバ・番組自動送出装置等のラインアップの充実を図り、映像配信の分野のあらゆるお客様のご期待に応えて参ります。また、集合住宅向けISPサービスであるインターネットマンション事業の拡充にも注力し、ケーブルテレビ業界のみならず、ブロードバンド事業領域におけるデジタル化と双方向化の流れにEnd To Endで対応可能なワンストップ・ソリューション・プロバイダーを目指します。

弊社の経営理念である「社会の変化を先取りし、社会・株主・社員にとって最大限の付加価値創造を実現するために、常に改革・革新を実行することにより永続的な発展を図ること」をモットーに企業価値を高め、社会に貢献してゆく所存です。
 

伊藤忠ケーブルシステム株式会社
代表取締役社長  武田 喜男