社長挨拶
我が国初の民間通信衛星が打ち上がる3年前の1986年、衛星時代の新たなメディアとして期待されたCATV事業を担う会社として弊社は産声をあげました。そして2011年に、皆様のお陰をもちまして創立25周年を迎える事が出来ました。
この四半世紀、日本の放送、通信分野は大きな発展を遂げて来ました。
民間通信衛星の打ち上げ成功で、数多くの委託放送事業者が誕生し、視聴者はケーブルや衛星の直接受信を通じて多チャンネルサービスを楽しむ事が出来るようになりました。またTV及びPCでのオンデマンド放送が開始され、いつでも好きな番組が好きなだけ見られるサービスが実現しています。
一方通信の分野では携帯電話の普及、高速インターネットサービスの普及、携帯を利用した映像サービス等の開始でインターネットやモバイルメディアは老若男女全ての世代で生活上、必要不可欠となっています。
その大きな変革の中、弊社の業容も時代やサービスに合わせて変化して参りました。1990年代初めのCATVの立ち上がり期にはアナログのホームターミナル販売や伝送路及びセンター機器・システムの建設請負を数多く提供させて頂きました。1990年後半にCATV網を利用したブロードバンドインターネットサービスが始まると、他社に先駆けてケーブルモデムやセンターモデム及びプロビジョニングシステムなどをソリューションとしてご提供いたしました。
アナログ放送が中止されデジタル放送への移行に伴い、ホームターミナルからデジタルSTBへの切り替え、各種サービスに合わせた新業務管理システムまたネットワークを監視する監視システムのご提案等もして参りました。放送送出の分野ではテープを利用した映像送出をサーバ利用への転換、また従来のSD画像をより高品質なHD画像への切り替え等を、海外で評価の高い機器他を利用し、多くのCATVにて実績を積み重ねてきました。
長らくCATV業界で培った映像送出関連での取り扱い機器及び自社ノウハウを活用し、現在ではCS局及びBS局の多くで弊社にて設計・施工のもと、システム・ソリューションをご利用頂き、保守サポートも含めご評価を得ております。
また長距離の映像伝送での弊社取り扱い機器はCATV業界の他、今では海外伝送も含めたキャリア業界でも多く御採用を頂いております。
この様に会社創立以来CATV業界を中心に活躍の場を広げてまいりましたが、集合住宅向けに展開しているインターネットプロバイダーサービス事業の拡充と共に、ブロードバンド市場において、これからも他社に負けない高度なノウハウと実績をもったシステムインテグレータとして国内外を市場として、更なる発展を目指します。
創立25周年を迎え、新たな気持ちで弊社の経営理念である「社会の変化を先取りし、お客様、株主、社員にとって最大限の付加価値創造を実現する為に、常に改革・革新を実行し永続的な発展を図り社会に貢献する」をモットーに、今後ますますお客様の信頼を得ながら企業価値を高め、社会に貢献してゆく所存です。
伊藤忠ケーブルシステム株式会社
代表取締役社長 武田 喜男
