導入事例

ソニーPCL株式会社 様

  • 映像/音響 制作システム

スタジオの設計・施工

  • 業種:ポスプロ
  • 従業員(チーム)規模:499人
  • 所在地:東京都港区港南
https://www.sonypcl.jp/

ソニーPCL株式会社は、映画・映像コンテンツのポストプロダクションを行うソニーグループの完全子会社です。

導入背景

2021年7月にソニーPCL株式会社様が渋谷スタジオを新設されました。当社はEdit-1 (8K対応)、Edit-2 (4K対応) 編集室の設計・施工を担当させていただきました。

お客様の課題

  • 4K8Kコンテンツ制作時の課題だったMA後の編集直しの効率化

提案内容

  • Edit-1は、Grass Valley「Rio 8K」をメインシステムとして、ソニーの8K液晶テレビ ブラビア『KJ-85-Z9G』を提案。8K映像のリアルタイムプレビューを可能に。
  • Edit-2は、Blackmagic DesignのDaVinci Resolveをメインシステムとし、同社Advanced Panelを提案。ホストマシンはMac Pro 2019をベースとし、高速ストレージとの組み合わせで性能を最大限に引き出すシステムを実現。DPX 4K 60p の編集が可能なだけでなく、8K 60pプロジェクトの再生にも対応。
  • MA室のビデオシステムは、Avid Video Satellite を提案。Media Composerにて4K HDR映像のプレビューに対応。
  • リアルタイム解析が可能で、かつ解析結果はそのまま証明書として出力することが可能な通称パカパカチェッカー Harding FPA 4K/HDR対応版を提案。

結果

  • 以前より8Kコンテンツ制作を行っているソニーPCL様ならではのご要望でMA室と連携しており、8K映像でのMAチェックが編集室内でリアルタイムで確認可能となりました。編集とMAでのコミュニケーションが容易になり修正や変更が効率的に反映できる環境が構築されました。

当社コメント

「この度は新スタジオ構築をお任せいただき大変光栄です。ソニーPCLのスタッフ皆様の、良いものづくりへのこだわりを強く感じました。現場では苦労もありましたが、納得のいくスタジオができました。今後もきめ細かいサポートを心がけていきたいと思います。」
(当社 営業担当 田中)

お客様より

「4K8Kコンテンツ制作時の課題だったMA後の編集直しを効率的に行うため、今回の設計では編集室とMA室を連携させ、MA中の音声をリアルタイムに確認しながら編集を行う環境構築は必ず実現させたいと思っていました。伊藤忠ケーブルシステム様のご協力により、理想的なワークフローの構築が実現したと考えています。またEdit-2、MA室のシステム構築においてもテストを繰り返していただき最適な環境構築を実現していただきました。」

技術部門 アドバンスドプロダクション2部 神野様

導入後の様子

Edit-1 Rio 8K(5.1ch対応)

Edit-2 DaVinci Resolve(5.1ch対応)

MA室

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